小さい工房

仕事

ドイツの整形靴の会社は、元々は町の靴工房。

私が最初に職業訓練をさせてもらった会社も小さなところで、

表は靴販売、後ろに工房、というスタイル。

工房は、

マイスター二人(父・息子)、職人(ゲゼレ)二人、職業訓練生(私)一人、

という構成でした。

4階建ての細長い建物で、先代が1960年に始めた時のまま、工房だけが2000年に一人が作業できる分建て増しされただけ。

地下:木型、マテリアル、CADインソール用フライス盤機械、電動糸鋸、Doppelnähmaschine, 靴修理用ミシンなど

1階:靴売り場(表)、主工房(裏)、フットケアブース、トイレ

2階:靴売り場、足測定器

3階:事務所、休憩所、靴在庫置き場、靴修理用ミシン

4階:第二工房(吊り込み担当の職人が一人で作業)、歩行・走行測定、脊柱3D測定分析ルーム、

5階:Gießraum (型取りした足型/ネガティヴに発泡樹脂を流し込んで足型/ポジティブを制作→型から外し、つま先をつけて靴型の元を制作)

工房は細長く、片方の壁には主にマシンが、反対側の壁には作業台がありました。

作業台から機械までは振り返ったら一歩ですぐ作業できる感じ。

うなぎの寝床のような作り。

昔ながらの工房はどこも割とコンパクトにみんなが集まって作業するようになっていました。

みんなでラジオを聴いて、それについて話したり。

もう少し新しい工房になると、マシーン室が別にあって、ワゴンに削る物をまとめてそこに持っていって削る、というように効率化と安全や健康に留意した形へ変わっていきました。

現在のいわゆる「モダンな」工房は作業スペースが広く取られていて、人と人との間も広い作りになっているので、時々昔の工房を懐かしく感じます。

当時はスマホとかなかったし、そんなに写真を撮る習慣もなかったので、写真が残っていないのが残念です。。

(上の写真はドイツの私が働いていた工房ではありません。もうちょっと綺麗でした。)

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